私は、子供の時より下痢がちです。
それで下痢をしないために、私は、食事制限をしています。
その方法の大まかな手順は、次のようです。
このページの目次
食事による下痢解決のための手法
用語の説明
特異的下痢性物質
特異的炎症物質(皮膚)
特異的口内違和感物質
特異的下痢性物質を見つけるための手法
食歴の記入
便の観察・分類
含嗽テスト
パッチテスト
パッチテストの具体的手法手法
パッチテストの注意点
スクラッチテスト
スクラッチテストの基本的手法
スクラッチテストの発赤時間
すぐに型
遅れ型
すぐに型と遅れ型の特長
食事制限
文献調査
今までにわかった下痢を起こさせる食材
除去できる可能性がある特異的下痢性物質
代用食品の開発
上記文中「特異的下痢性物質」等のについての説明は、下記を御参照下さい。
しかしながら私は、化学に詳しくありません。私は、薬剤師ですが、薬学部卒業後すぐに建築の勉強して建築が専門です。上記手順の1.及び2.の時点まで行きましたが、3.の特異的下痢性物質が特定できたのは、キシリトール・ソルビトール・マンニトール・エリスリトールのみです。その他に疑わしい物質は、ありますが、化学的素養の能力不足のためそれらを特定できず歯がゆく思っている次第です。私の知人は、建築関係で化学に詳しいものがいないのが実情です。 公私ともどもお忙しいとは思いますが、皆様の中に協力していただける方がおられましたらお力添えを頂きたいと思っている次第です。ご協力者の募集
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下記の用語を次のように定義します。あえてこのような定義をするのは、アレルギーや、炎症により起こっているものだけでないと言う意味を含ませるためと、誰でも同じような下痢を起こさないと言う意味を含んでいます。
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私に特異的に下痢を起こさせる物質を、特異的下痢性物質と呼ぶことにします。極端な場合私のみしか起こらないかもしれませんが、他の人にどのくらいの確率で起こすか不明です。明らかに多くの人には起こりしません。この物質は、少なくとも複数です。食品の中で物質名としてわかっているのは、現在ソルビトール・キシリトール・マンニトールのみです。起こさせる量は、たぶん0.4gで激烈な症状を、0.023gでも起こす可能性があるように思います。他には、物質名は、わかりませんが、タンパク質およびタンパク質の分解物・セスキテルペン類・イソシアネート類に有るのではないかと疑っています。特異的下痢性物質のには、香りが強いものが多いです。タンパク質で疑わしいものとしては、大学の教授の御教示による、魚卵中のタンパク質も疑いがあります。また、発酵食品の納豆・醤油等の中にも含まれていますが、どのような成分か全くわかりません。大豆自体のものとしては、タンパク質が疑われています。
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私の皮膚に炎症や腫れを起こさせる物質を特異的炎症物質(皮膚)と呼びます。特異的下痢性物質は、おおむね特異的炎症物質(皮膚)です。皮膚に食品自体あるいは、その水性エキス、濃縮エキス、低温蒸留エキス、オートクレープで処理したエキス等を付け、炎症が起こるかどうか見るテストをパッチテストと呼ぶことにします。またパッチテスト以外にスクラッチテストも有効です。
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私が、口に含んだ後口内に残る違和感を起こさせる物質を、特異的口内違和感物質と呼びます。食品を口に含んで捨てるテストを含嗽テストと呼ぶことにします。この違和感は、感じる人にしかわかりません。何かぴりぴりするような、あるいは、味が変わるようなものです。説明しようがありませんが、分からない人は、そのような物質がないのだと理解してください。これを感じる食材は、果物に多くリンゴ・メロン・苺・マンゴー・キウイ等 多彩です。野菜でもトマトで感じる人もいます。メロンで感じる人は、メロンフレーバーでも感じます。 私のこの違和感については、ラテックス・フルーツ症候群と関係があるかもしれません。
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特異的下痢性物質を見つけ出す簡易で負担の少ない方法が見出せれば、問題食品の検索もっと進んで問題の物質の検索特定が可能になります。現在は以下の方法があると考えています。
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特異的下痢性物質は、日頃たくさん食しているものにもありますし、あるいは、今まで一度も食べたことのないものの中にもあります。すべての食品・調味料について記入します。下痢を毎日起こさない人でしたら、この方法で、ある程度調べることが出来ます。また下痢を起こすまでの時間は、その食品によってまちまちです。私の場合は、30分くらいから、12時時間ながいもので、1日半位でしょうか。次男の場合は、もっと遅いように感じられます。起こしたとき食事の内容と照らし合わせて特異的下痢性物質を推測します。
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下痢を起こす程でない場合もあります。観察すると実際は、かなりそれの方が多いと思います。私の場合便秘は、ありませんので、毎日朝便通があります。下痢でなくても、昼にある場合もあります。日頃から便をよく観測しそれを分類します。人それぞれでしょうが、私は、次のように分類しています。
US
便の表面が つるっとしているもの
UR± 便の表面が わずかにでこぼこしているものがある。
UR+ 便の表面にでこぼこした面がある
UR2+
便の表面にでこぼこした面が顕著であるが 離れたものはない
UR3+ 便の表面にでこぼこした面が顕著であり わずかに離れたものがある
UG±
便から離れたものがある
UG+ 便から離れたものがあり、便汁がある
UG2+ 便の形はない
また腹痛があるかないかによって
F−
腹痛を全く感じない
F± 便意とは、少し違った腹痛を感じる
F+
腹痛を感じるが一過性でひどくない
F2+ 腹痛を相当感じ辛抱できない
F3+ 腹痛を非常に感じ冷や汗等も出るくらいで立っていられないに分類します。
たぶん下痢が長く続く人は、UG±F+程度までは、
下痢でないと認識していると思います。
この分類と食歴から特異的下痢性物質を、推測するのです。
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含嗽テストは、特異的口内違和感物質を見つけだすためのものです。通常で食べる濃度のものを口に含んで「くちゅくちゅ」します。人によっては、違うかもしれませんが、口内でも のどの奥の方が敏感なように感じます。私が調べた結果では、香りの強いものが起こすことが多いです。私は、メロンフレーバーで起こします。もちろん本物のメロンでも起こします。
そしてこのメロンフレーバーは、特異的下痢性物質の疑いが濃いです。特異的口内違和感物質は、きわめて特異的です。これは医学的には、0AS:口腔アレルギーと一見関係がある様の思いますが不明です。
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特異的炎症物質(皮膚)を見つけだすためのテストです。
専用の用具器材等がないので私のやり方は、次のようです。
セキスイの絆創膏によく洗ったメリヤス生地の切れ端(5mm角程度)を貼り検体を切れ端につけます。豆のような堅いものならスプーンの背で生地の上で潰して塗りつけます。試験箇所は、肩胛骨の上辺りが鋭敏にでると文献には、載っています。しかし背中では、見えませんので、上腕内側にも貼り付けます。場所に限りがありますので、腕の内側でも良いとは思いますが、あまり日焼けしている面は、うまくできないかもわかりません。「汗が出る」夏場はうまくできません。
もっと詳しいパッチテストの仕方
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一度パッチテストをすると半月以上は、出来ないと思います。また汗が出るとうまく反応しないと思います。テストは、そのものと対照テストをしてください。対照テストは、水か塩分を含むものなら同濃度の塩水です。夏は、汗をかくので出来ません。
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同じく特異的炎症物質(皮膚)を見つけだすためのテストです。
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パッチテストと同様にスクラッチ用針が手に入りませんので、爪楊枝を用います。新しい爪楊枝に検体を付け軽く皮膚をこすります。一度こすると爪楊枝の先が丸くあんるのか2度目は、反応しないので常に新しいものを使います。一検体に2箇所以上が望ましく 擦る長さは短くてもかまいません。10分くらい経過後観察します。なお10分後に発赤あるいは、腫脹しているものは、その後一時間後とに観察します。
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私の経験では、直後に発赤するものと少し経ってから長く発赤するものがあります。
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他の医学用語と混同を避けるためスクラッチ直後より発赤しその発赤は、長く持続しないものをすぐに型と呼ぶことにします。
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しばらく時間が経ってから発赤し ながく発赤しているものを遅れ型と以下述べることにします。
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このすぐに型と遅れ型は、下痢の現れ方も同じようにすぐに現れるのとゆっくりと長いときには、3日過ぎた後に現れるのと呼応していると様に思います。
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あまりにもたくさんのものを食べていますと、食歴からは、なかなかわかりません。私の場合を例示するとまずご飯とお塩のみで三日間過ごしました。便は、良好です。四日目の朝ご飯から、あまり意図しなかったのですが、醤油を追加しました。昼ご飯を食べて少し経ったときから激しい下痢におそわれます。その晩は、ご飯のみを食べ、翌日からそれまで食べていたものに復帰しましたが、その下痢は、三日間続きます。この食事制限で醤油が特異的下痢性物質として疑わしいことがわかるはずなのですが、この時点でもそのように認識してません。私が醤油が特異的下痢性物質と気づくのは、醤油で煮た食品・納豆のたれ等で続けて下痢をした時です。この様に食事制限は、きわめて確かですが、反面食事制限をしますと、閾値が下がります。少しの量でも下痢をするようになります。私の経験では、食事制限以前は、普通に醤油をとっても下痢をしたかどうか覚えがあまりありません。しかし今は、少しでも下痢を起こします。
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文献に下痢を起こすと書かれているものは、そのおそれが強いと考えるべきだと思います。先で述べたキシリトールについては、パッケージにはっきりと書いてあります。ソルビトールについてもD-ソルビトールの医薬品の添付文書には、「下痢を起こす」とはっきりと明記されています。下痢の理由は、いろいろと説明してあるでしょうが、いかなる理由であろうと下痢は、体にとって悪いと私は、考えています。また文献には、特異的下痢性物質の可能性のあるものがたくさん書いてあります。
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私にとって問題の食品の詳細
キシリトール入りガム・ソルビトール入り食品・ソルビトールが添加物として入った薬剤・昆布由来のマンニトールが入った調味料・イクラ、カレイの卵、鯛の卵・アブラナ科の野菜、白菜、キャベツ、玉ねぎ、・ウリ科の野菜、キュウリ、トマト・バラ科の果実、リンゴ、梅干し、桃、イチゴ・メロンフレーバーの入ったもの、バナナ・メロンシロップ、アルロイドG(下痢止めの医薬品)・新茶・ジャガイモ・レタスです。
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あまり確定的ではないが可能性があるものとしては、卵のタンパク質のオバルミンの加熱処理 魚卵中の特異的下痢性物質(塩漬け)のみです。除去する方法としては、機械的に問題部分を取り除くしか現在はありません。
オートクレープ・蒸留・透析・活性炭処理を行いましたが有効性を認めません。 白菜で行った蒸留・活性炭・透析処理のパッチテストの結果
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前述の様に調べた結果 安心して食べることができるものは、うるち米・鶏肉・卵・牛乳のみで魚については、問題部分を除去しても不安が残るのであまり食べないようにしております。また除去も容易にできる見通しが立ちません。それらの事柄から代用食品を作ることにしました。
今までに概ね開発できたものは、カステラ・アイスクリーム・餅・しょう油程度です。少し難があるものに、アメリカンコーヒー・ミルクコーヒーがあります。またチョコレート・マヨネーズ・そうめんが可能ではないかと考えています。料理に詳しい方のご協力をお願いします。
代替食品の研究開発型起業モデルのプレゼンテーション
当サイトは、ブログ「ロフト付きはおもしろい」のカテゴリー「下痢を食事で治そう」をわかりやすくホームページに作り変えたサイトです。 一部改変しております。当サイトの食事制限リスト等は、すべて私個人のもので殆どの人に当てはまるものではありません。 しかしながら、人口1億人をはるかに超える日本人の中に私と同じような症状で悩んでおられる方がおられるのではないか考えております。 私と同じような症状の方がおられましたら、ご協力・ご教示くださいますよう伏してよろしくお願い申し上げます。